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★★☆(レベル2:算命学の基礎が分かる方にお勧め)
文字数:おおよそ7,000文字
図表等の画像枚数:9枚(装飾用の画像を除く)
- 守護神は日干と月支を基準に、宿命全体のバランスを見て決める事
- 守護神はどんな宿命でも必ず1つは取る事
- 守護神は○○で表すこと
- 守護神は○○と○○からは取る事が出来ない
- 守護神は必ず○○の中にあるものから取る事
- ○○○○は基本的に代用できる
- 調候の守護神と調和の守護神
- 守護神の場所について
- 忌神の考え方
- 守護神の活用法
今回は守護神法を本格的に学ぶ上で、先に覚えておいていただきたい約束事などをレッスン致します。
守護神は日干と月支を基準に、宿命全体のバランスを見て決める事
守護神は日干と月支の関係を基準に、宿命にとって有難いもの有り難くないものを決めていきます。
夏に生まれた辛金だったら、宝石にとってありがたいのは勿論水になりますね。
宝石は火で炙られると溶けてしまいますから、夏は特に水が必要になります。
冬に生まれた乙木なら、太陽(火性)が有難いという事で合っていますか?
正解で〜す。
月支は季節を司る重要な場所です。
日干(自分自身)と月支(自分の立地)の関係を、しっかりチェックされて、自然界の法則に従って守護神を導き出します。
守護神はどんな宿命でも必ず1つは取る事
これはどういう意味でしょうか?
守護神法は守護神ありきの考え方ですから、守護神は必ず取るのが原則になります。
忌神については忌神が存在しない宿命というのもあるのですが、守護神についてはどんな宿命でも最低1つは必ず取ります。
でも実際はなかなか守護神が見つからないとか、非常に取りにくい宿命というのも存在するんですね。
そういった場合でも、少しでも日干にとって有難いものを採用して下さい。
例えばこの例題の方。
元モーニング娘の、高橋愛さんの宿命です。
秋生まれの、辛金の女性ですね。
地支に酉が2つもありますから、天禄星2つでなかなか強い宿命ですね。
辛金は壬水が守護神になる事が殆どなのですが、高橋愛さんの場合、壬水も陰陽違いの癸水もありませんね。
金性が多い宿命ですから、金性を洩らす水性があるのが一番ありがたいのですが、ありませんのでこの場合は甲木を守護神に取ります。
こういった宿命は大抵下格になりますね。
多すぎる金性を剋す火性は、守護神には該当しませんか?
辛金の場合、幾ら金性が強い宿命でも火で炙られると宝石は溶けてしまいますから火性、特に丁火は使うことが出来ません。
また多すぎる金性を生み出して辛金を汚す土性も忌神になるのですが、土性を剋してくれる甲木はそういった意味でも有難い存在です。
でも辛金にとって一番有難いのは水性(特に壬水)なんですけどね。
日干によって細かいルールが沢山あるんですね。
そうなんですよ。
十干で全10種類×12の季節がありますから、120通りの考え方が存在するという事になります。
丸暗記するというよりは
「寒い季節の植物には火性が有難い」
というように、自然界の法則に則った考え方を身につけていくようにするといいですよ。
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