【算命学】車騎星・牽牛星が2つ・3つ（複数）ある男性・女性【二連変化法】

同じ星が人体図（陽占）に沢山あると気になりますよね。
今回は車騎星・牽牛星が人体図に複数ある方の性格をお伝えします。

攻撃本能が強くて危機管理能力が高いというと、軍人・兵士が適職ですね。
平和な日本ですとあまり活かせない宿命かもしれませんが…。

こういう宿命の方が戦争が起こっている地域で活躍されると英雄になれます。

車騎星は非常に男性的な性質の星ですから、女性で車騎星が複数あるような方は周囲からは非常に頼もしい姿にうつるかもしれませんね。

車騎星2つの有名人の方、叶恭子さんです。
恭子さんの性格を、二連変化法を使ってもっと細かく観ていきたいと思います。

そうですね。
2回結婚するとか、2つの職業を持つとか、そういった意味合いがありますね。

車騎星と調舒星が組み合わさると、車騎星の行動力が増加します。
行動せずにはいられなくなり、時としてそれが無意味な行動につながる事もありますね。

また時として自分勝手な行動が目立つようにもなりますね。
恭子さんに振り回される美香さんのお姿を見ると、「なるほど！」って思いませんか？

まぁ芸能人の方ですからどこからどこまでが私生活のお姿かは、本当のところは私たちには分かりませんけどね…。

禄存星と車騎星相生の関係です。
車騎星の攻撃的な性質が、禄存星によって弱められると観ます。

また人生のバイオリズムの山が禄存星によって、割と穏やかな人生になります。
そして禄存星の親しみさすさが加わって、庶民的な性格になります。

車騎星は個人で行動する星です。
そこに石門星（集団で行動する）の性質が加わると、集団を率いる能力が加速されます。

本来石門星はコミュニケーション上手な星ですが、車騎星の性質が加わる事で目的を達成する為には個人の意見を切り捨てるような性質に変化します。

そして豪快な性格になって、激しい生き方になりますね。

これは牽牛星に限った事ではありませんが、同じ星が複数あると貫索星の質が追加されます。

それはですね…、例えば鳳閣星は自然体でおおらか・のんびり屋さんの星ですが、鳳閣星が人体図に幾つもあると当然鳳閣星の性質が強まります。

そうすると
「いつでも自然体、どんな時でもおおらか、いついかなる時ものんびり」
と言うような性格になってきます。

ですよね？
のんびり屋さんも程度が行きすぎると、融通がきかない頑固ちゃんになっちゃうって事なんですよ。

ここまでの話で、牽牛星が複数あると
 貫索星の性質が加わる（頑固ちゃんになる）
 車騎星の性質が加わる（攻撃的・活動的になる）
という事でした。

攻撃っていうと何だか物騒なイメージですが、目標に向かって努力するとか、プライドを持って仕事を頑張るとか、そういった意味合いです。

牽牛星2つの方は、東谷義和（ガーシー）さんです。

調舒星と牽牛星は七殺の関係です。
星同士が激しくぶつかり合いますので、星の性質がすんなりと出にくくなるんですね。

ちなみにこれは牽牛×調舒に限った話ではなく、七殺の関係にある星同士でしたら必ずそうなります。
（七殺とは相剋関係の星の中でも、陽干同士・陰干同士の相剋の事を指します）

しかもガーシーさんは牽牛星が2つありますが、そのうちの1つ（北にある牽牛星）が中殺されています。

星が中殺されると異常性を発揮するとも観るのですが、「破壊する」という性質が異常に発揮される…と鑑定する事もできるんです。

この2つは相生の関係で、陰陽の組み合わせの星ですから無理がありません。

龍高星は濁流ですが、牽牛星が流れ込む事で綺麗な水に変化します。
そうすると龍高星の「放浪・改革」などの性質が「アートなどの創造・伝統を守る」といった穏やかな性質に変化します。

ただ…ガーシーさんの場合、龍高星も中殺されていますので、上記の性質がすんなり出ない場合も考えられますね。
もしくは異常に出過ぎるとか。

牽牛星と玉堂星の組み合わせは相生の関係なのですが、陰干同士なので反発があります。

玉堂星はきれいな水ですが、牽牛星によって濁った水になります。
先ほどと逆になるわけですね。

「濁った知恵になる」
と言えますね。

しかもガーシーさんは中殺された牽牛星をお持ちで、牽牛星が2つと言う事は、「水源が2つある」と言う事で、濁りに拍車がかかります。

知恵が濁る+中殺されているということは、
「よからぬ事を考える、とんでもない事を思いつく」
と観ますね。

しかも行動力の星が2つ（牽牛星2つ）もありますから、考えるだけでなくて実際に実行してしまう、というね…。