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十二支の性質を1つずつ解説していきたいと思います。
その前にまず十二支の成り立ちを簡単に解説致します!
十二支はどうして動物で例えられているの?
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十二支ってどうして動物なんですか?
っていうか犬(戌)がいるのにどうして猫がないの???
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そうね、確かに疑問よね。
十二支は中国で4千年ほど前に生まれたと言われているのよ。
文明が発達していった過程で、暦(こよみ)を作る必要が出てきて、それを自然の法則から編み出して完成されたものが暦なの。
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自然の法則から作られたのに、動物の名前なんですね???
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当初はもっと難しい名称だったらしいけど、暦は色んな人が使う訳だから、誰でも知っている名称を当てはめようという事になったらしいの。
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なるほど〜。
動物の名前だったらみんな知っていそうですよね。
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そうなのよ。
それで動物の名前を当てはめようという事になったらしいわ。
犬(戌)があって猫がいないのは、当時の中国では猫より犬の方が身近な存在だったからなのかもしれないわね。
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ということは、皆んなが理解できれば名称は動物じゃなくても何でも良かったって事なんですかね?
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実はそういう事なの。
皆んながわかりやすければ、花の名前や魚の名前、何ならABCD(当時の中国には無かったと思うけど…)でも良かったっていう事なのよ。
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え〜っ、そうだったんですか…。
単なる記号と同じって事なんですね。
あっ、って言うことは…。
動物の性格とかは全然関係ないって事ですか?
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そうそう、よく
「寅年生まれだから荒々しい…とか、卯年生まれだから可愛らしい…。」
とか勘違いしている方も多いんだけど、その動物の性格(性質)は全く関係がないの。
これから1つずつ十二支の性質を解説していくから、是非読んで下さいね。
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はぁ〜い♪
子の性質(表一覧)
五行 | 水性(陽) |
五方位 | 北 |
五時(季節/月) | 冬の中心/12月 |
五色 | 黒 |
五本能 | 習得本能 |
五常 | 智 |
五徳 | 印 |
十干 | 壬水 |
子の性質(解説)
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子は季節で言うと冬の中心です。
冬至(12月21〜22日頃)は陰が極まるところで、冬至を過ぎると陰の気は退気に入り、陽の気が少しずつ増え始めます。
ここから陽の気が生み出され始める、というところから学問・知恵・母・子供の意味を持ちます。
また、子は「孳(茂る)」で、種子の中で新しい生命が芽生える姿を表しています。
前述の意味合いと同じく、新しい生命力を生みだして、これから成長するような状態を意味します。
子は物事の始まりの場所という事で、初代運の意味合いがあります。
また、初代である事で成功します。
蓄積と放出を繰り返すので、運勢の起伏は激しくなります。
子以外にも、季節の旺地の支(子・卯・午・酉)は四正(よんせい)と言って、その傾向が強まります。
子供に恵まれやすい(子供が頼りになる)のですが、もしそうでない場合は財運に恵まれます。
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簡単にまとめると、新しいものが育ってそれが芽を出す。
何かを生み出すところ、と覚えておくと良いかなと思います。
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