前回は鳥羽周作さんと広末涼子さんの相性鑑定でしたが、今回は広末さんと夫のキャンドルジュンさんの鑑定です。
お二人の相性、とても気になりますね!
陰占から観る相性(運勢を観る)
ジュンさんは辛金で、広末さんは壬水ですね。
ジュンさんの守護神は壬水です。
そして広末さんは日干壬水の方です。
ジュンさんからすると広末さんは守護神となります。
広末さんは殺印相生格の一点破格で、守護神は破格の部分になりますから癸水・壬水になります。
ジュンさんは宿命に中殺が2箇所(生日と生月)もありますね。
広末さんも生月中殺をお持ちですから、この点でもお二人は合いますね。
次は…、地支同士の相性はどうですか?
地支は現実=肉体、つまり身体の相性もこちらで観れます。
ジュンさんと広末さんは、支合(合法)が1つですね。
あと対冲が2つと破が2つありますね。
合う部分もありますが、合わない部分の方が多いのでトータルではマイナスですね。
対冲は散法の中でも最大の破壊力を持ちます。
それが2つありますから…。
ではトータルの相性はいかがでしょうか?
陰占の相性(運勢的な相性)は、合計1ポイントという結果でした。
この数値ってどうなんでしょう?
あまり良くはないって感じですかね…。
地支に対冲が2つあるのが響きましたね。
そこがなければ重要な部分で合うところが多いので、そこそこ良かったのですが…。
結婚は子孫を残す事、という定義(算命学では跡取りが生まれて初めて普通の結婚に該当すると言われていました)に当てはめると、どうしてもその部分が重要になってくるのです。
元々は国取り(戦争)、そして後継者を育てて国を発展させてくところから生まれた軍略ですので…。
現在の結婚の価値観からすると
「今時そんな事言ってるの?」
と言われそうですが、そもそもの成り立ちがそういったところから来ていますので、ご了承くださいね。
算命学って色々と深い歴史があるんですね…。
陽占から観る相性(性格的な相性を観る)
次は陽占の相性ですね。
ジュンさんは天禄星があるので身強ですね。
それに対して広末さんは身中ですね…。
隣同士なのでそこそこ合いますね。
次は純濁法です。
ジュンさんは2純3濁で濁の宿命。
広末さんは0純5濁で濁の宿命です。
ここは数は違うけど合いますね。
そして次は、星の偏りです。
ジュンさんは1:1:1:2。
広末さんは3:1:1なのでここは違いますね。
ここは合わないみたいですね。
次は星の流れ。
ジュンさんは龍高星から流れて南の禄存星で止まります。
広末さんは龍高星から流れて、貫索石門→中央の調舒星で止まります。
始まりは同じで途中も同じですけど、最後に止まる星が違いますね。
なるほど…、半分くらいは合うみたいな感じですかね。
ちなみに…、南で止まる人は子供思いの人です。(ジュンさん)
広末さんは中央で止まりますが、中央で止まる人は自分勝手な人です。
夫より子供より、自分が一番!な人です。
う〜ん、なるほどぉ…。
他のポイントも加味すると、トータルで26ポイントでした。
まずまずな相性って事ですね?
そうね。
このお二人は運勢的な相性よりも、性格的な相性の方が良いと言う結果でしたね。
ジュンさんと広末さんの行動範囲
次は宇宙盤です。
お二人の行動範囲を表しています。
お二人は1領域で重なっていますね。
1領域での重なりは、それぞれが自由にしていられる大家族に向いています。
重なりが少ないと言う事は、それぞれが自由に行動するのが向いています。
束縛し合う関係ですとうまくいきません。
ジュンさんの三角形は小さめですね。
そうですね…。
前回鑑定した鳥羽さんの三角形と大きさと位置が似ている気がしましたので、三人を重ねてみました。
本当ですね。
行動範囲という部分だけ見ると、似ている部分があるのかもしれないですね…。
好きになるタイプの人が似ている…そんな風にも捉えることができるのかもしれないわね。
まとめ
お二人の相性は、トータルで27ポイントでした。
このポイント方式なんですが…、合計で50あればかなり良い相性なので、まぁまぁの相性ですね。
運勢的な相性があまり良くないですね。
性格的な相性はまぁまぁですが…。
他に気になる部分はありますか?
鳥羽さんの大運なのですが…。
下に鑑定版を載せます。
鳥羽さんは現在41歳からの大運を歩まれているのですが、巡っている干支が辛酉です。
これはジュンさんの日干支でもあるのです。
えっ、本当だ!
これは何を意味するのですか?
これは…、その期間中にその日干支の人と縁があると観る事もできるのです。
それが良い縁か、悪い縁かは分かりませんけど…。
例えばですけど、恋人や配偶者の日干支が自分の大運に入っていたりすると、「ご縁がありますね」と観ることができます。
また、その大運中の10年間は特に「相手の影響力が大きすぎて別れられない」とか観たりする事もありますね…。
そうなんですね…。
この場合は恋人とかじゃなくて、微妙な関係の相手ですけど…。
算命学を学んでいると、
「たまたま偶然こんな事が起こった」
と思われる出来事も、干支を紐解いて行くと
「なるほど…」
と思わざるを得ない事がたくさんあります。
算命学ってすごいですね。
ジュンさんは水火の激突もあり、生粋のアーティストって感じの宿命ですね。
宿命中殺が2つもありますし…。
あと気が付いたのが、ジュンさんには妻の星も恋人の星もありませんでした。
それはどういう意味になりますか?
結婚運が悪いのです。
でも悪いから結婚できない訳ではなくて、結婚運が悪い方はそれに適した結婚相手を選べば良いのです。
と言うと…?
年齢が10以上離れた相手とか、女性の方が年上とか、相手が外国人とか、仕事ばっかりで全然帰ってこないとか…。
とにかく普通の相手でなければ良いのです。
勿論宿命に存在しないのですから、結婚しないというのも勿論OKです。
あの…、浮気する妻というのは…。
勿論普通ではありませんので、宜しいです。
とは言ってもそれは辛いものがありますよね…。
とにかく宿命に存在しないものは自分では使えませんので、相手に執着しない事も大切です。
算命学は時に残酷だな、と思える事がたくさんあります。
何か色々考えさせられる鑑定でしたね…。
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