歌舞伎役者・俳優の市川猿之助さんの鑑定版です。
猿之助さんの宿命はどんな宿命なのでしょうか?
市川猿之助さんは歌舞伎役者にとても向いています
えむりんちゃんは、猿之助さんの宿命で気になったところはありますか?
玉堂星が2つ…。
玉堂星は伝統的な学問の星ですから、古典芸能も含まれますよね?
しかもそれが2つもありますね。
北(親の場所)と東(自分がお金を稼ぐ場所)にありますから…。
ここだけ見ても宿命通りなんだな、と思いました。
そうですね。
天中殺は申酉天中殺ですから、親の跡を継いで同じお仕事をされるのも宿命通りです。
あ、あとモテ星の天恍星もありますから…、俳優や役者に向きますよね。
それからお父様の市川段四郎さんの命式も出してみたのですが、日干支が乙未で月干支も乙未だったのよ。
ええと、それって宿命律音ってことですよね?
そうです。
日干支(自分と配偶者の場所)と月干支(家系の場所)ですから、ご自身の家系と結びつきが非常に強くなります。
特殊な家系(伝統芸能を継承していく)ですから、本当に宿命通りだったんですね。
本当にね。
そして月干は子供の場所でもありますから、お子さんがご自身と同じお仕事をされるのは段四郎さんにとって宿命通りだった、という事にもなるのです。
干支を紐解いてみると、本当にいろいろな事が分かりますね。
市川猿之助さんの宿命から観る事件との関連性
猿之助さんの宿命で、他に気になる部分はありますか?
そうですね…。
玉堂星が2つであと、攻撃本能の星(車騎星・牽牛星)も2つありますね。
そうね、しかも車騎星は猿之助さんの主星ですから重要な星ですね。
車騎・牽牛はプライドの星ですから…、とてもプライドが高い方、と観ることが出来ますね。
そうなると…、週刊誌の記事の件はプライドの高い猿之助さんにとっては耐えられない内容だった…って事になるかもしれないですね…。
私もそう思うわ。
そして猿之助さんは井乱局をお持ちです。
これは外からはしっかり者に見えるけど、内面はとても弱い性質をお持ちです。
よく言えばデリケートなんですけどね。
肝心な時、予定外の事が起きると脆さが強く現れるのです。
今年は癸卯の年で、癸が回っていて大運でも壬水が回っています。
水性は猿之助さんにとって車騎・牽牛星ですから、この井乱局の性質が非常に強まります。
最身弱ですし、かなりデリケートな性質をお持ちなんですね。
しかも…、現在大運で回っている壬午は、日干支と天剋地冲の関係になっています。
日干支は物事の蓄積された場所とも観ます。
例えば今まで貯めてきた財産とか、信用とか…。
それらがめちゃめちゃに壊される時期と観ます。
しかも子午の冲動ですから、一番に激しい破壊現象になります。
しかも宿命に天報星がありますね。
天報星があると波乱に巻き込まれやすいんですよね?
そうです。
ですから天報星をお持ちの方は、例えばしょっちゅう引っ越しをされたりとか、職業を変わるとかで消化された方が良いのです。
未消化のままですと、それこそ事故にあったりとか、事件に巻き込まれたりしやすいのです。
市川猿之助さんの守護神は?
では陰占ですが…、猿之助さんは冬の太陽ですね。
夏の太陽は苦手な方も多いですけど、冬の太陽は皆からありがたく思われますよね。
猿之助さんは、殺印相生格の一点破格の宿命です。
完全格には劣りますが、名誉名声に恵まれる宿命です。
破格の場合は破の部分が守護神になりますから…、月干にある丁火(石門星)が守護神になります。
猿之助さんにとっては年下のご兄弟なのですが、いらっしゃらないのでその場合はご友人とか目下(後輩)の人物でも当てはまります。
お弟子さんとかも入りますよね?
そうですね。
それらの人物を大切にされて仲良くされていると運気が上がります。
そうなんですね…。
お弟子さん達との関係はどうだったんでしょうね…。
それは私たちには分かりませんけど…、お弟子さん達を大切にしていれば、もう少し違った結果になっていたかもしれませんね…。
しかも人体図で守護神にあたる星は石門星ですが、循環法で最後に流れ着く人生の目的の星にもなっています。
そういった意味でもこの石門星は猿之助さんにとっては非常に重要な星です。
市川猿之助さんは子卯の旺気刑を宿命にお持ちです
年支が卯で、日支が子…。
これって旺気刑ですよね?
そうです。
旺気刑は刑法の中でも一番大きなぶつかり合いの組み合わせになります。
具体的にはどんな現象が起こりますか?
刑法は精神に災いが出やすいと観るのですが…、その中でも旺気刑は色情による問題を起こしやすいと言われています。
色情(しきじょう)の因縁…。
要は異性関係で問題を起こしやすい、という事ですね。
激情が最高潮に達した時点で、問題が起こる…と観ます。
なるほど…。
痴情のもつれってやつですね。
また、旺気刑は「友人や同僚などとトラブルを起こしやすい」とも観ます。
しかも今年(2023年)は卯年ですから、子と二重で旺気刑が成立してしまいます。
更に大運の天剋地冲と合わせて、地支がガタガタになってしまいましたね。
それに加えて事件が起こったのが5月(巳月)ですから、月支(自分の家系・立地)の亥と対冲の関係になっています。
全ての地支が散法に遭ってしまっています。
本当ですねっ…!
これは大変な時期でしたね…。
市川猿之助さんの宇宙盤
結構大きな三角形ですね。
4領域になりますね。
そうね。
散法が宿命にあって領域が広いと、あっちこっちで問題を起こすので結構しんどいのですが…。
そして猿之助さんは現在壬午の大運ですから、月干の丁火と干合して行動範囲が次のように変化します。
あ、狭くなりましたね。
丁火は猿之助さんにとって守護神なので、干合で変化してしまうのはありがたくないのですが…。
そうなんですね。
やはり色々なことが重なってあのような事件が起こった…、と観る訳ですね…。
市川猿之助さんの宿命のまとめ
やはり宿命を見てゆくと、色々としんどい条件が重なっていたのが分かりましたね…。
本当ですね…。
今回は猿之助さんの宿命だけで観ましたが、もっと深く観るにはご家族全員の宿命も観る必要があります。
私の先生がいつもおっしゃっていますが
「運勢は一人では出来ないのです」
ということですね。
家族とか、色々な人の運勢と関係しあって自分の運勢が出来上がる、ということですね。
そうです。
人は決して一人では生きていけませんからね。
これから色々と大変だとは思いますが、何とか乗り越えてほしいですね…。
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