
身強・身中・身弱の分類

身強・身中・身弱の見分け方①の続きで、今回は身強・身中・身弱の分類方法をより細かく観ていきたいと思います。
では下の表でもう一度、十二大従星のエネルギー分類をおさらいしましょう。

人生を1つの山として捉える(人生のエネルギーグラフ)

まずは下の表を見てください。


これは人の一生をグラフで表したものです。
山が高くなるにつれエネルギーが大きく、小さいほどエネルギーが小さい年代になっています。

この世に生まれて小さかった子供がどんどん成長して、やがて大人になって…、人生の頂点を極めてその後少しずつ衰えて、亡くなり…魂になって空に戻るという訳ですね。

そうです。
ではこの人の一生のグラフをもう少し細かく見ていきたいと思います。
人生には3つの山が存在する(三合会局の生・旺・死の場所)


十二大従星の分類が加わりましたね。
青い方が詳細のグラフですね。
ここで青い破線グラフに注目していただきたいのです。
青い破線グラフには山が3つあります。
天貴星・天将星・天庫星の3つの部分で、山が他の部分よりも高くなっているのが分かると思います。
これは、後ほどレッスンしますが「三合会局の生・旺・死」に該当する場所なのです。
そしてこの3つの星は、初年期・中年期・晩年期で前後の星よりもエネルギーが高い場所になります。

天将星が中年期で一番強いエネルギーっていうのは分かりますけど…。
どうして中高生の星よりも小学生の方が強いんですか???

それはですね…、天恍星はティーンの星です。
揺れ動く思春期の時代ですから、精神的にも肉体的にもとても不安定な時代と見て、その前後の星よりも低い点数になっているんですね。

では天庫星はどうしてですか?

天庫星の前の天極星はまだ亡くなったばかりで、この世とあの世を行ったり来たりして不安定な状態なんですね。
まだ成仏しきれていないと言えば分かりやすいかしら。
その点天庫星はお墓に入って安定している状態なので、天極星よりも安定していると観ます。
天庫星の後の天馳星は、魂になってあちこち飛び回っている状態ですから、ある意味不安定なんですよね。(でも現実面のエネルギーが一番弱い代わりに、精神的には一番強い星です)
エネルギー論(身強・身中・身弱の分類を細分化する)

身強・身中・身弱の見分け方①で、分類の方法は学びました。
では次にそれらの分類を、より細かく見ていきます。

例えば同じ身強の方でも身強の星が3つの方と、身強星が1つであとは身弱の星が2つの方では大分エネルギーに差があります。
「身強の中でも高い方なのか?低い方なのか?」
が分かるとより詳しく運勢を観る事が出来る…という事なんですね。


実際に例題として堂本剛さんの鑑定版で出してみましょう。
堂本剛さんの十二大従星は何ですか?

えーっと、天南星2つに天堂星ですね。
身強の星が2つだから最身強になりますよね。

では下の表でエネルギー値を出して、計算してみましょう。
十二大従星 | エネルギー値 |
---|---|
天報星 | 3 |
天印星 | 6 |
天貴星 | 9 |
天恍星 | 7 |
天南星 | 10 |
天禄星 | 11 |
天将星 | 12 |
天堂星 | 8 |
天胡星 | 4 |
天極星 | 2 |
天庫星 | 5 |
天馳星 | 1 |

天南星(10点)+天南星(10点)+天堂星(8点)=28点
合っていますか?

はい大丈夫です。
次に出た数値を3で割ってみてください。

28÷3=9.3333333333…
割り切れないですね?

では9.33としておきましょう。
そして次の表で当てはめてみてください。
グループの分類 | 均エネルギー値 |
---|---|
Aグループ | 12〜9.0(ぴったり9.0はB-1グループです) |
B-1グループ | 9.0〜7.0(ぴったり7.0はB-2グループです) |
B-2グループ | 7.0〜4.0(ぴったり4.0はCグループです) |
Cグループ | 4.0〜1 |

9.33なのでAグループですね!

正解で〜す♪
では次にそれぞれのグループの特徴を説明致します。
グループ別の特徴
ここまでで3つある十二大従星の数値を合計して3で割り、出た数値からグループに分類するという方法を学びました。
次はそれぞれのグループの特徴について説明します。
Aグループ(最もエネルギーが強い)
このグループの人は必ず身強になります。
そして身強の中でも特に強い人たちのグループです。
身強というだけでもエネルギーを消化するのが大変ですから、その中でもエネルギーが多いグループに所属するというのはとても大変な事です。
とにかく「人より多くの事をこなさないといけない」と言われている訳ですから、のほほんと生きていてはいけません。
常に自分を追い込むくらいの姿勢でいて下さい。

そうは言っても、一体どんな事を頑張れば良いんですか?
抽象的すぎて分からないのですが…。

それは陽占(人体図)の十大主星を稼働させましょう!
そうね…えむりんちゃんは貫索星3つに天禄星持ちだからね…、自分人で出来る仕事で、職人的な仕事が向いているわね。
それと東に鳳閣星があるから、食べることに関するお仕事や、マスコミ関係のお仕事も向いているわ。
こうやって十大主星とリンクさせてみてくださいね。
スケールの大きい生き方を求められていますから、なかなかそれに見合った環境に出会う事も難しいのです。
それはなかなか自分が満足する適職に出会うのが大変である、とも言い換えられます。

人より苦労が大きい分、きちんと消化できた時には普通の人が到底成し遂げられないようなステージに到達できると観ますので、是非頑張って宿命を消化してくださいね。
B-1グループ(Bグループの中でもエネルギーが多い)

Bグループは平均的なエネルギーのグループです。
Aグループの様に、極端にエネルギーを消費するようなハードな生き方をしなくても済みます。
3つのグループの中でも、一番社会の中で生きやすい…と言えるかもしれません。
バランスが取れているという事ですから、どちらか一方づいた生き方はしてはいけません。
精神面と肉体面、バランスよく生きてゆく事が求められます。
身強の星を持っている人でも、このB-1グループの人も大勢います。
このグループはBグループの中でもエネルギーが多い方ですから、肉体を使う様な職業が向いています。
もしこのグループでデスクワークの場合は、休日に積極的に運動したり、普段の日常に運動を取り入れたりすると良いでしょう。
B-1グループ(Bグループの中でもエネルギーが少ない)
このグループは、Bグループの中でもエネルギーが少ない方です。
身強の星を持っていても、このグループにいる人もいます。
身強の星を持っていてこのグループだと、
「身強だけど身弱よりのエネルギーしか持ち合わせていない」
という事になります。
少々アンバランスな訳です。
あまりエネルギーが多くありませんので、肉体労働よりはデスクワークが向いています。
自分で自分の仕事の量を調整できる、フリーランス的な働き方も向いています。
Cグループ(最もエネルギーが少ない)
Cグループは全ての中で最もエネルギーが少ないグループです。
最低限のエネルギーしか持ち合わせていませんので、現実的に忙しすぎるような職場は向いていません。
また、肉体労働よりも知能を生かした仕事が向いています。
研究職や・企画・開発等の職種が最適です。
肉体的なエネルギーが少ないと言う事は、反対に精神的にとても強いという事ですから、精神を鍛えなければいけません。
精神的な苦労を伴うと、星が消化しやすくなります。

エネルギーが弱いと言うと何だかひ弱なイメージを持たれるかもしれませんが、メンタルは最強なのがこのグループです。
うつ病などのメンタルの病気にはめっぽう強いのです。
まとめ
- 3つの十二大従星のエネルギー値を合計して、3で割った数を求める。
- その数値を均エネルギーからの分類表の数値に当てはめてグループを出す

みなさんはどのグループでしたか?
自分のエネルギー値を知ると、とても生きやすくなると思いますので、是非この記事を参考にして出してみてくださいね!


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