
「以前鑑定してもらった事があるけど、全然当たっていなかった!」という人
そもそも算命学って何を占える占いなのかを知りたい人
ズバリ算命学は「当たる」のか「当たらない」のか?

いきなり結論からになりますが…、
「算命学は当たらない」
と言うのは、半分正解で半分間違っていますね。

えーっ!
いきなりこのサイトの存在意義を根幹から揺るがすような事、言っちゃっていいんですか…?

これにはちゃんとした理由があるんですよ。
それをこれからご説明致しますね。
まず前提として、算命学には「宿命」と「運命」という考え方が存在します。
えむりんちゃんはこの2つの違いは何だと思いますか?

う〜ん…。
言い方が違うだけで、同じ意味なんじゃないんですか?

確かに辞書で調べると、両者は同じような意味合いになっていますね。
ですが「宿命と運命は全く違うものである」と算命学では考えられています。
次の章では宿命と運命の違いをお話しますね。
算命学でいう「宿命」と「運命」ってどんな意味なの?

まず先に、宿命と運命に含まれる事象を表にまとめてみましたのでご覧ください。
宿命 | 運命 |
---|---|
どんな親の元に生まれるか | どんな場所に住むか |
男に生まれるか・女に生まれるか | 誰と結婚するか |
きょうだいの何番目に生まれるか | どんな仕事をするか |
生まれてくる時代・国 | 誰と一緒に暮らすか |

では宿命と運命のカテゴリー分けですが、この2つで決定的に違っているところは何か?に気がつきましたか?

う〜ん…。
宿命は自分の力ではどうしようもない(変える事ができない)事で、運命は自分で選択できる事…でしょうか?

素晴らしいです!
完璧な正解ですね
そうなんです。
算命学ではこの意味合いがとても重要になってくるんです。

でも…、この2つの意味合いがどうして「当たる・当たらない」という事に絡んでくるんですか?

では実際の鑑定の流れを使いながら解説してきますね。
まず算命学でお客様を鑑定する場合、生年月日と性別をお伺いします。
ちなみに四柱推命では時間を利用しますが、算命学では時間は使いません。
また性別は心の性別ではなく、生まれた時の肉体的な性別を採用します。
算命学は、色々な事を占う事ができます。
それ故に恋愛なら恋愛、仕事なら仕事、と絞った方がより精度が高まります。
(勿論「自分の宿命を知りたい」という全体的な運勢を占う事もできます)
生年月日・性別・占いたい内容をお聞きしただけで鑑定がスタートするのではありません。
必ずこのヒアリングが必要になってきます。
お客様に鑑定結果をお伝えします。
お客様から新たにご質問があったり、場が温まってくると事前のヒアリングでは出てこなかったお話をお聞きできる事も多いので、その都度鑑定を軌道修正しながら結果・対策をお伝えすることが重要です。

実際の鑑定の流れは何となくイメージしていただけたと思いますので、宿命と運命の件に絡めてお話していきますね。

例えば宿命では…、つまりお客様の鑑定版には「一家の跡取り」とバッチリ出ていたとします。
でもお客様にお話をお伺いすると
「実家の家業は他の兄弟が継いで、自分は海外で事業を展開して自分自身も海外で暮らしている」
とお話されたとします。
そして鑑定師が
「あなたは実家の跡取りの星がばっちりありますから、実家に戻られて家業を継承されるのが宿命通りですね」
とお伝えしました。
お客様の事業は上手く行っていて、業績も右肩上がりだったとします。
するとお客様はどう思われるでしょう…?
「何だ、当たっていないじゃないか…」
そう思われても不思議ではありません。
そういった意味合いから、
「当たらないと思われる事もある」
とお伝えしたかったのです。

でも実際には事業が上手くいっている時に、わざわざ占い師のところにやってきて「仕事運を観て欲しい」なんて言う方はほぼいらっしゃらないんですけどね…。
皆さん困った事・解決したい悩みがあるからご相談にいらっしゃるのです。

でもそれじゃあ
「当たらなかった、おしまい!」
になっちゃうんですか?

宿命通りでない生き方には困難が伴うのです。
それは直ぐには表面に現れないかもしれませんが…、時間が過ぎるほど、その行いが自分の宿命から逸れれば逸れるほど禍が大きくなる訳です。
そしてやっかいなのが、その禍が自分だけに降りかかるわけではなく、自分の身近な人(一番は家族ですね)にも降りかかります。
自分自身が身強だったりすると、自分は何ともなくても家族の誰かにそのとばっちりが回ってくる…なんて事もありうるわけです。

えっ…、それは困りますよね。

ですよね。
ですから占い師としては
「今は上手く行っていますが、最終的には家業を継がれた方が宜しいですね」
とお伝えする事になります。
そうなりますと、仕事が上手く行っていればいるほど
「こんなに上手く行っているのに辞めるとか、ありえないし…」
と心の中で思われるはずです。

だから
「当たらないと思われる事もある」
って事なんですね?

そうです。
お客様の宿命と運命(現在のお仕事の状況等)を観て、本来の宿命通りに生きた方が人生イージーモードになりますよ、とお伝えするのが占い師の仕事なんですね。
ぶっちゃけ良い占い師って、お客様にとって
「自分の望んだ事を言ってくれる人」
なんですよ。
だから占い師によっては
「このお客さん、本当は後継者運なんだけど…。
起業した仕事が順調だし、辞めた方がいいなんて言ったら気分を損ねそうだし、その事は触れないでおこうか…」
と考えて、本当のことは言わないでおく…なんて事もある訳です。

えっ、本当の事は言わない…。

まぁ、そういった事はよくありますよ。
実際占技の中には
「これはお客さんには言えないよね…?」
という内容のもの(非常にセンセーショナル)も沢山ありますから。

でも…、私だったら厳しい事でもちゃんと伝えて欲しいなって思います。

そこで重要になってくるのが占い師の先生との相性なんですよ。
「A先生は厳しい事も言うけれど、真摯に自分と向き合ってくれるから好き」
「B先生はいつも自分の気持ちに寄り添ってくれて、私が決めた事に意見に口を挟む事もなく応援してくれる」
タイプが違う2人の先生ですけど…、ご自身がどちらのタイプの先生に占ってもらいたいのか?を心の中に問いかけてみて下さいね。
まぁ、これは極端な例ですけど…。
「話がギャグ満載で脱線ばかりだけど面白い」とか
「ご自身でも占い以外の事業を展開されていて、やはり起業の占いは実際に会社を経営した事がある先生に観てもらわなくちゃ」
とか、自分がその先生を好きになるポイントってあると思うんですよね。

そうですね。
今はブログや公式サイト、SNS等で情報を発信されている先生が沢山いらっしゃいますから、まずはリサーチですよね。

そうです、そうです。
そこで気に入った先生のところで占ってもらうのが一番良いと思います。
まぁ「思ってたのと違った…」とかあるとは思いますけどね(汗)
それも経験のうち、という事です。
「占いサイトのランキングでナンバーワンだから」とか「テレビで有名な先生だから」とか、一見分かりやすい指標かと思いますけど…、
「皆んなが良い先生と言っていても、自分にとって良い先生とは限らない」と言う事です。

せっかくお金を払って鑑定してもらう訳ですから、自分に合った鑑定師さんにお願いしたいですよね
算命学で占える内容には何があるの?


さて、次は算命学ではどんな事を占えるのかをお伝えしておきますね。
自分や相手の宿命や性格・人間関係・グループ(複数人)での相性
恋愛運・結婚運・結婚期・相性(性格/運勢/身体の相性など)・出会いの時期・別れの時期・子供に関する事
仕事運・適職・独立運・企業の宿命・開業に適した時期・不動産売買に適した時期

ざっと思いついたのを挙げてみました。
特に相性占いは算命学の真骨頂です。
占う相手が何人でも占えます。
(グループでの占い)

こんなに沢山あるんですね!
もう大体の悩み事は占えちゃうって気がしてきました。

国家の宿命とかも占えますからね。
沢山の事が占えるだけに、占ってもらう際は
「何について占ってもらうか?」
を必ず明確にしておいた方が精度があがります。
何となく…、ですと幅広い代わりに全体的にあっさりとした結果になります、という事です。
でも最初はそんな感じで観てもらって、2回目にじっくり!とかも良いのかな?と思いますけどね。

皆さんもお気に入りの占い師さんを是非見つけてくださいね
まとめ

さて、色々と解説してきましたが最後にまとめましょう。
運命は結婚相手や仕事など、自分の意思で選択できる部分を指す
宿命通りに生きた方が楽ちんなので、占い師は今のお客様の生き方と宿命のズレをお伝えするのが役目
よって、お客様によっては「今の自分の現状と全然真逆な事を言われた、当たっていない!」と思われる事もある

冒頭の「算命学は当たらない」という意味が分かりました。
お客様が宿命から外れた生き方をしていればしているほど、
「なんだ…、当たってないじゃん」
って思われる可能性があるって事なんですね。

そうなんです。
しかもその生き方で自分的には「上手くいっている!」と思えば尚更そう思いますよね?
そういうカラクリなんです。
ご自分の宿命が分かると、人生の羅針盤が描けて生きやすくなります!
皆さんもお気に入りの先生を見つけて、是非鑑定を受けてみてくださいね
コメントはお気軽にどうぞ!