【算命学無料占い】純濁法〜あなたは家庭的?非家庭的?簡単に分かります〜

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純濁法とは?

算命学では、簡単にその人が家庭的か、非家庭的が分かる方法があります。
純濁法と言います。

使うのは陽占(人体図)の星です。

陽占見本
陽占見本

上記の黄色の色が載っている部分(5箇所)です。
「天庫」とか「天貴」とか載っている部分は使いません。

ちなみのこの陽占は、狩野英孝さんのものです。
狩野さんを例題にして、話を進めていきます。

これらの星は十大主星と言います。
この星は全部で10種類あるのですが、その10種類を純の星と濁の星に分けて、どちらが多いか?で判断します。

純とか濁とか言うと、純の方が品行方正で良い人で、濁は悪い人の事なの!?
…とか考えてしまいそうですが、決してそんな事はありません。

平たく言うと、純の宿命の人は穏やかで平和的な性質です。
「純」という漢字が表す通り、純粋・ピュアなのです。
平和で安定した環境で力を発揮します。

対して濁の宿命は、激しい性格で、動乱に強い性質です。
「濁」という漢字が表す通り、濁っています。
動乱で不安定な時期に力を発揮します。

純は濁りのない綺麗な水、濁は色んな色が混じって黒っぽい色になった水と例えると分かりやすいかもしれません。
そしてこれらの意味合いから、純の星は家庭的、濁の星は非家庭的と言われています。

例えば…濁の女性が専業主婦になって、家に閉じ込められたりするとストレスが溜まってしまいます。
純の男性が、濁の女性と結婚したとします。
男性はとても家庭的なので、妻にも家のことをきちんとやって欲しい訳です。

でも女性は濁の宿命で、仕事ばかりに力を注いで家の事を疎かにしています。
そうすると濁の男性は女性に対して
「何でうちの妻はいつも家庭の事を疎かにするんだ…。」
と、段々不満が募っていきます。

妻の側からすると
「私はもっと働きたいのに、何でうちの夫は私のことを家に閉じ込めたがるの!?」
となって上手くいかなくなるのです。

純は純同士、濁は濁同士が相性が良い訳です。
(結婚でも・友人関係でも・親子関係でも)

こうやって十大主星を純と濁に分けて、相性を観ていく訳です。
では10個の十大主星を純と濁に分けた表です。

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純濁一覧表

鳳閣星貫索星
禄存星石門星
司禄星調舒星
牽牛星車騎星
玉堂星龍高星

ではこれらの星が何故純で何故濁なのか?を簡単に説明します。

純の星

鳳閣星

鳳閣星は伝達の星の陽の星です。
のんびり・自然体がモットーの星です。
「あるがまま」に生きる星です。
上記の性質からどちらかと言えば純の星になりますから、純星になります。

禄存星

禄存星は魅力本能の陽の星です。
禄存星は人に対してとても親切で優しい星です。
(それは何故かと言うと、人を「惹きつけたい!」という目的があるからなのですが…)
なので純星になります。

司禄星

司禄星は魅力本能の陰の星です。
禄存星は大勢の人に優しくする星ですが、司禄星はとても家庭的で自分の身内を大切にする星です。
(身内以外には塩対応とも言えなくもないのですが…)
よって純星です。

牽牛星

牽牛星は攻撃本能の陰の星です。
とても真面目で家庭的な質を持ちます。
体制に従いますので、「役人の星」とも言われています。
これらの性質から純星になります。

玉堂星

玉堂星は習得本能の陰の星です。
学問の星という意味がありますが、母性本能を持った星でもあります。
優しいお母さん星です。
穏やかな性質ですので純星です。

濁の星

貫索星

貫索星は守備本能の陽の星です。
貫索星はとても頑固な星です。

自分一人で守りの本能を発揮する星です。
自分一人で守ろうとするのですから、気が強くないと守れません。
意思がとても強いとも言えますね)
これらの性質から濁星になります。

石門星

石門星は守備本能の陰の星です。
石門星は仲間作りが上手な星ですから、協調性があります。
皆と仲良くできる星なので、純星っぽいと思われたかもしれませんが、内面には反骨精神を宿しています。
皆と仲良くしつつも、内心ではグループトップの座を常に狙っています。

陰の星なので表面上は穏やかなのですが、内面は激しさを秘めた星です。
よって濁星です。

調舒星

調舒星は伝達本能の陰の星です。
本質は繊細で神経質、孤独な星です。
そして批判力がとても強い星でもあります。

陰の星ですから、表面上は穏やかそうに見えますが、内面にはとても執念深い質を備えています。
よって濁星になります。

車騎星

車騎星は攻撃本能の陽の星です。
牽牛星が「役人の星」と言われるのに対して、車騎星は「軍人の星」と言われています。
攻撃本能の星ですから、決して穏やかではありません。
なので濁星です。

龍高星

龍高星は習得本能の陽の星です。
玉堂星も学問の星ですが、龍高星は体験学習の星です。
興味があるところに自ら出向いて知識を吸収していきます。

また、常に不満を内在するという質を備えており、改革・放浪の星でもあります。
同じことの繰り返しの日常は嫌います。
以上の性質から濁星になります。

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陽占の星を純濁に当てはめます

十大主星が純星と濁星別れている事を理解していただけたかと思います。
次はもう簡単です。

ご自身がお持ちの5つの星が、どちらに属しているのかを調べます。
例題の狩野英孝さんの場合ですと…。

狩野英孝さんの人体図

狩野英孝さんの人体図
狩野英孝さんの人体図

濁が3つ、純が2つなので、狩野さんは濁の宿命になります。
3:2の割合なので、どちらかで言えば濁なのは間違いありませんが、極端には偏っていませんので一応純の人とも合わせられます。
個人的には3:2(濁3:純2でも、濁2:純3でも)の割合が一番生きやすいかな…と思います。
(極端に偏り過ぎていない、どちらにも合わせられると言う意味で)

もう一つ、例題をやってみたいと思います。

東谷義和(ガーシー)さんの人体図

こちらは、東谷義和(ガーシー)さんの人体図です。

東谷義和(ガーシー)さんの人体図
東谷義和(ガーシー)さんの人体図

濁が2つ、純が3つなので、東谷さんは純の宿命になります。
ここで注目していただきたいのは…「牽牛星」が2つあるところです。

人体図の中に同じ星が2つあると、貫索星の質が加わります。
貫索星は濁星ですから、そこに濁の性質が加わるのです。

だからといって濁の宿命になるわけではないのですが、普通の純3:濁2の宿命よりも濁寄りの宿命になります。

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純と濁の性質

人によっては全濁(濁星5つ)とか、全純(純星5つ)の宿命もある訳です。
算命学では、この世の中は「濁(濁った世界)」の世界と考えていますので、全純の人にとっては非常に生きにくいと言う事になります。
その中に同じ星が2つあれば、その部分に濁の性質が少し加わりますので、その部分で社会に馴染む事が出来る…と考えます。

純と濁は住む世界が違います。
夫婦は特に、一緒になって一つの家庭を築いていくわけですから純なら純同士、濁なら濁同士、同じ宿命の方が良い訳です。

濁3:純2の人。
濁2:純3の人。
この程度でしたらお互い両方の質を持ち合わせていますので、やっていけます。

しかし…、全純と全濁ですと、お互い相手のことが理解できません。
算命学では結婚の相性を見るポイントが幾つかありますが、この純濁法はその中でも重要な部分になります。

でも勘違いしないでいただきたいのは、
「濁が悪魔みたいな性格で、純が天使みたいな性格なの…?」
なんて事はありません!

むしろ純の宿命は簡単に周りに影響されますので、周囲がとんでもなく悪い集団だったりすると簡単に悪に染まってしまいます。
血も涙もない事をやらかすのは純の宿命の人です。

ですから純の宿命のお子さんを育てるときは、友人関係に気をつけてあげてくださいね。
その点、濁のお子さんは簡単には周囲に染まりません。
元々濁っているので、少しくらい黒が混じっても変わらないのです。

皆さんもご自身の身近な人の純濁を出してみて、ご自身との相性を観ると新たな発見があって面白いかもしれません!

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