


今回は30代の女性、こむぎさんからです。
こむぎさんはこのサイトに初めてお問い合わせを下さった、大切なお客様です。
「全然問い合わせ来ないなぁ〜、寂しいわ…。」
と思っていたところに現れた希望の光でした。
あの時は本当に救われました!
こむぎさん、ありがとうございます
命式全体を見て私は宿命的にどんな性格で、どんな生き方が合っているのでしょうか?
また、気をつけた方がいいことがありましたら教えていただきたいです。
大運や年運も絡めて今後の運勢も知りたいです。
また守護神・忌神も教えて下さい。
結婚のご縁があるのかも気になります。
また引っ越しの予定があるので、その時期も観て欲しいです。

総合鑑定みたいな感じですね。
ではこむぎさんの宿命を拝見させていただきましょう。
こむぎさんは日居中殺+生月中殺の宿命です
こむぎさんは春生まれの乙木の女性です。
乙木は群生して逞しく生きていかれます。
草花ですが、見た目よりは大分タフなものをお持ちです。
こむぎさんは日干支乙巳、日居中殺です。
日居中殺が日干支にあると、宿命中殺のような現象になります。
(日座中殺より現象はマイルドに現れます)

日居中殺の特徴ってどんな感じですか?

東と西が欠ける天中殺です。
宿命天中殺の人は、物の考え方や人生観、価値観が宿命中殺を持たない人と異なる部分があります。
日居中殺の方は、何も持たない人が強くなれるような「無の強さ」をお持ちです。
それ故に物凄い迫力があると言われています。

しかも十二大従星が、天将星・天南星ですから最身強ですね!
これはめっちゃパワフルって感じ〜

パワフルなだけではなく、乙巳の方はとても華やかで魅力的なんですよ。
でもその表面的なものに反比例するように、内面は感受性が鋭く、精神的に不安定になりがちです。
寂しがり屋さんでもあります。

生月中殺もお持ちなんですね。

生月中殺はご自身の立地・家系や社会の場所が中殺されていますから、それらの面において不自然な現象が現れます。
家系と縁がないという事ですので、実家を離れてから宿命が稼働します。
また運勢の波のアップダウンが激しいのも特徴です。
生月中殺に限らず中殺自体「中庸がない」という意味合いを持ちますので、どうしてもそのようになりがちです。

言い方を変えると「ドラマチックな人生になりやすい」という事ですね。
中殺された天将星の活かし方

では陽占(人体図)を観てみましょう。
主星は石門星です。
石門星は集団を形成するのが得意な星です。
石門星が2つありますから、貫索星の質も加わりますね。
(独立・頑固ちゃん・個人で何かを守る)

生月中殺なので、その2つある石門星が両方とも中殺されているという事ですね。
どんな風になりますか?

集団を形成する星が中殺されますから、どうしても
「人間関係で苦労が伴う」
という性質が出てきます。
人付き合いが自分の思ったようにいかないので、
「もう面倒くさ…、1人の方がいいや…。」
みたいな感じになってくる場合もありますね。

という事はそれにくっついている天将星も中殺されるという事ですよね?

そうなりますね。
天将星はリーダーの星ですが、中殺されるとリーダーになりきれなくなります。
つまり補佐役の立場であれば実力を発揮出来ます。
天禄星のような性質になってしまうんですね。
頂点の星が中殺されていますから、「ここぞ!」という時に力を発揮出来なくなります。
練習では上手くいっていたのに、本番になると全然いつも通りの力を出せなかった…、そんな性質をお持ちです。

なるほど〜。
使いこなすのが難しそうではありますね…。
何か対策とかってあるんでしょうか?

天将星中殺に限った事ではありませんが、思い切って自分の運勢を人に預けてしまうのも1つの方法です。
これは中殺を持つ人全般に言える事ですが。
こむぎさんは日干支も日居中殺ですから、陰占の半分以上が中殺現象を受けているという事になりますから、尚更その意味合いが強まりますね。
自分が頑張れば頑張るほど空回りしてしまうのですが、受け身でいると自然とうまくいったりするのです。
これは年運天中殺の過ごし方にも共通して言える事です。
(受け身で過ごす)
こむぎさんの守護神と忌神は


では次にこむぎさんの守護神と忌神を教えて下さい。

調和の守護神として宿命に多すぎる木性を洩らす火性(丙火)が守護神になります。
調候の守護神として癸水も守護神になります。
丙火は調候の守護神でもあり、調和の守護神でもあるので、非常に価値の高い守護神になります。
人物に直すとお子さんになります。
忌神は宿命に多すぎる木性(甲木・乙木)になります。
人物に直すと、兄弟・友人・同僚です。

丙火は十大主星だと調舒星になりますから、一人の時間を大切にすると良いって事にもなりますね!

そうなりますね。
何かを個人で伝達をする事も調舒星を稼働させることになります。
大運と年運を絡めて観る今後の運勢

こむぎさんにとって現在はどんな運勢ですか?

今年(2023年)から大運が切り替わりましたね。
しかも冬から秋へ変わる接木運ですので、結構周囲の環境などゴタゴタしていらっしゃったのではないでしょうか?
今年から10年間は牽牛星が回っていますから結婚のチャンスです!
ちなみに2033年からも10年間も日支半会の10年間ですので、こちらもチャンスの時期ですね。
更に2043年からも司禄星が回っていますので、これまたチャンスの時期です。

えっ、すごいですね。
これから30年間もチャンスなんて〜

逆に「期間が長すぎてよく分からない」って感じになっちゃうかもしれないですね。
近いうちですと、2026年・2028年・2030年がチャンスの年ですね。
(結婚に適する年かどうかは別の話になります)
2024年・2025年は仕事が忙しくなると出ていますので、恋愛より仕事に意識が向いてしまうかもしれません。

「こうすると相手が見つかりやすい」
とか、何かないですか?

こむぎさんの場合は、結婚相手が座下(日支の蔵干)にいらっしゃいますね。
日支は巳火ですので、蔵干がスムーズに循環しません。
これが何を意味するのかと言いますと、
「結婚相手に巡り会うのに時間がかかる」
という意味合いになるんですね。

ええ〜っ。
早く見つけられるには、どうすれば良いですか?

こむぎさんの場合は、配偶者が自分の座下にいらっしゃるので職場や社会人サークルみたいな場所では見つかりにくいと出ていますね。
その代わり「身内の紹介で見つかりやすい」と出ています。

身内の紹介…ですか。
身内が知っている人って事ですかね?

そういう意味でも捉えられますね。
ちなみに私の夫も配偶者(この場合私のことですね)が座下にいて、夫と私の関係は学生時代の同級生(同じクラス)でしたから、
「夫の親からすると、息子の結婚相手は自分たちが全然知らない人ではなかった」
という事になりますね。
夫の日支は巳火ではないのですが、やはりスムーズに循環しない十二支です。
私たちが結婚したのは30代後半でしたから、
「巡り会うのに時間がかかった」
というのも当たっていましたね。

へぇ〜っ、灯台下暗しって感じですね?
そもそもこむぎさんの結婚運っていかがなんでしょうか?

そうですね…。
身強の星が幾つもあるような女性は、やはり家庭運はあまり宜しくはない…と言われていますね。
大人しく家庭に収まっている場合ではない…って感じでして。
言い方を変えると
「夫がいなくても一人でも生きていける」
ようなエネルギーを天から与えられいるのです。
しかも天将星中殺は、配偶者運・子供運については非常にマイナスな面があります。

それはもうしょうがないって事なんでしょうか…?

いえいえ、ちゃーんと上手くいく方法があります。
自分自身が家庭運が悪いなら、相手も同じく家庭運が悪い相手を選べば良いのです。
これまた我が家の例ですが、夫も天将星中殺を持っています。
つまり家庭運・子供運悪しという事です。
それに対して私は宿命中殺はないのですが、まず宿命に夫の星も子供の星もありません。(結婚運・子供運なし)
それに加えて日支が二重冲動でやられている。
(夫の星がない上に、夫の場所も二重でやられている)
これは結婚運が悪い宿命の典型です。
しかも中年期に天馳星のおまけつき…。
(中年期に天馳星があると女性の場合家庭に波乱が起こる)

並々ならぬ結婚運の低さですね…。

でも結婚してもうすぐ12年ですけど、おかげさまで平穏な結婚生活ですよ〜。
平穏すぎて怖いくらいかも、とか思ってしまいます。
でも算命学の勉強を始めたのは結婚して大分経ってからですから、その時相性を知っていた訳ではないんですけどね。

おお〜っ、何だか希望が湧いてきますね!

結婚運が良いなら良い者同士、悪いなら悪い者同士で結婚すれば良いのです。
ただし子供運については、子供が生まれてくる日は基本的に選べませんので、自分が子供運がなくても親を必要とする宿命の子が生まれてくる可能性がある訳です。
そうなるとどちらかの運勢が犠牲になる可能性があります。
(親の運勢を優先すれば子供の運勢がダメになり、その逆もしかり…)
本来親に子供運がないなら、生年中殺など親を必要としないで生きていける宿命の子が生まれて来ればお互いにとって理想的なのですが…。
そこが配偶者を選ぶ時と違って難しい所ですけどね。

こむぎさんから
「性格が合う人と縁がある人は違うのでしょうか?」
というご質問がありましたが、これについてはいかがですか?

はい、「性格が合う人」というのは陽占での相性になりますね。
つまり性格の相性です。
宇宙版の重なりも大切ですね。
そもそもここが合わないとあまり仲良くしようという気にならないと思います。
縁があるかないかは共通干支などで見ます。
あとは陰占の相性(運勢の相性)も重要です。
共通干支がないと、夫婦の間に危機が起こった場合に簡単に離婚できてしまいます。
反対に共通干支だらけですと
「別れたいのになかなか別れられない」
みたいな感じにもなってきますが…。
(難しいですね)
こむぎさんのお引っ越しに最適な時期は


では最後にお引っ越しの時期ですね。

こむぎさんは寅卯天中殺ですから、天中殺期間が開けるのを待ってからの方が宜しいですね。
(2024年2月中旬以降がBEST)
現在の大運は年支冲動の大運ですから本来なら自分から事を起こさない方が良いのですが、何らかの事情(他力的な理由)で引っ越す場合は問題ありません。
とは言っても年運なら1年ですけど、大運は10年間もありますからずっとしないと言うのも…という感じですよね。
引っ越し先が賃貸住宅であれば、「またいずれ引っ越す」という意味合いが強いですから、住宅を購入されてお引っ越しされる場合よりは問題は出にくいと思います。
「今回引っ越すけど、またそのうち引っ越すかも」
このようなスタンスでいらっしゃれば良いかと思います。
(大運は精神面で影響を及ぼしますので)
それから2025年は日干支と律音の年ですから、こむぎさんの人生のターニングポイントとなるような事柄が起こるかもしれませんね。

新しい人生のスタートって意味合いもあるので、もしかしたら…?

この度は鑑定をお申し込み下さいまして、誠にありがとうございました。
またいつでもお気軽にメールして下さいね!
コメントはお気軽にどうぞ!