【陰陽五行・十干】丙火・丁火の性格/性質/本能【算命学基礎講座】

十干の性質/火性(丙・丁)
ゆきうさぎ

十干の基本的な性質を紹介していきたいと思います。
今回は火性編です。

スポンサーリンク
目次

火性の性質/一覧表

方位
季節
十干丙(陽)・丁(陰)
十二支午(陽)・巳(陰)
物質に例えると太陽(丙)・炎/灯火(丁)
性質ホット(暑い)
本能伝達本能
礼徳
火性の性質/一覧表

火性は物を育てる力がある・明るく活動的な場所

十干の方向(算命学)
十干の方向
ゆきうさぎ

では1つずつ解説していきたいと思います。
まず方向ですが、五行には全て方向が当てはめられています。

えむりん

火性は南なんですね。
何となくイメージ通りと言うか…。

ゆきうさぎ

南は東から登った太陽が段々と高くなり、太陽のエネルギーが一番強い方位ですからね。
そして季節はイメージ通り夏です。

春に生まれた万物を盛大に育てる力を持った場所です。

えむりん

火性はエネルギーに満ちた場所というイメージですね。

ゆきうさぎ

1日で例えるとお昼前後です。
1日のうちで一番活動的になる時間ですね。

人間に例えると20代〜仕事を引退する前くらいの、一番働き盛りの頃になります。

えむりん

とにかくエネルギッシュな場所という事なんですね。

色は赤ですね。
これは太陽や炎という形からしても、イメージ通りの色ですね。

ゆきうさぎ

赤は赤なんですが、本来は朱色なのです。
実は「赤ちゃん」というのも、ここから来ているのよ。
南にも春と同じく「物事が生まれる場所」という意味があります。

えむりん

へぇ〜っ、赤ちゃんの赤ってそこから来ていたんですね…。
生まれてくる時、赤っぽいから赤ちゃんなのかと思っていました。

ゆきうさぎ

こういうちょっとした知識も、算命学を勉強していると知ることができて面白いでしょう♪

赤はおめでたい色という意味がありますので、そこからお祝い事の食事の時にお赤飯を食べる習慣につながっていった…と言われています。

えむりん

そうだったんですね!
知れば知るほど面白いですね♪

スポンサーリンク

丙火と丁火の性格・性質

えむりん

物に例えると…、丙(ひのえ)は太陽で丁(ひのと)は炎・灯火なんですね。

ゆきうさぎ

そうです。
丙火は太陽で、太陽は宇宙に一つしか存在しかしませんから…、影響力が大きいとも言えますね。
夏の太陽は苦手な人も多いのですが、秋と冬の太陽は皆から感謝されますね。

えむりん

確かに丙火(太陽)だけはこの世に1つしかありませんね。
でも命式(天干)に丙火が2つある場合って普通にありますよね?

ゆきうさぎ

その場合…、「自分勝手な人」と観る場合もあありますね…。
太陽が2つ存在する空間というのは不自然な事になりますので。

えむりん

それに対して丁火は炎ですね。
やはり陰干なので、陽干(丙火/太陽)と比べるとスケールがだいぶ違うんですね。

ゆきうさぎ

そうですね。
丁火は炎・ともしびです。
蝋燭の炎にも喩えられます。

炎ですから明るい場所では目立たないです。
そして蝋燭の炎も集まると火事になって周囲のものを焼き尽くします。

陰干の中(乙・丁・己・辛・癸)では一番パワー(影響力)があります。

えむりん

確かに炎上すると怖いですよね…。

ゆきうさぎ

火が命式内に沢山あって、水が一滴もないような宿命の人は暴走しがちになります。

火はお取り扱い注意なのです。

火性の本能は伝達本能

えむりん

火性は伝達本能…ですね。
どんな本能でしょう?

ゆきうさぎ

「自分の思いを相手に伝えたい!」という本能です。
その方法は何も話して伝えるだけでなく、文章にして伝える・歌で伝える・アートで伝える・演技で伝える…等、伝われば何でもよろしいのです。

えむりん

手段は何でも良いのですね。

ゆきうさぎ

それから次の世代に何かを残すのも、この伝達本能に入ります。

えむりん

それってつまり…、子供を産んで育てるとか、お弟子さんをとって育てるとか…そういう意味合いも含まれるって事ですか?

ゆきうさぎ

そうです。
ですから火性(伝達本能)の中には、子供(子孫)・SEXの意味合いも含まれます。

えむりん

さっき学んだ
「南は物事が生まれる場所・育てる場所」という事と繋がっているんですね。

ゆきうさぎ

そして礼徳は、相手に何かを伝えようとする時には礼儀・礼節をもって相手に接する…といった意味合いがあります。

スポンサーリンク

日干が火性(丙火・丁火)の有名人

日干丙火の有名人

日干丁火の有名人

スポンサーリンク


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
スポンサーリンク

コメントはお気軽にどうぞ!

コメントする

目次